平安・鎌倉時代の天才仏師、運慶・快慶の流れをくむ「慶派」の継承者。
17歳のとき、4歳年下の弟の死をきっかけに仏像を彫り始め、19歳で大佛師・野崎宗慶に弟子入り。以後43年間仏像彫刻一筋に打ち込む。
1991年「大佛師」の号を拝命。
1999年、約11年の工期を経て、木造では世界最大級の大仏(鹿児島県最福寺・弁財天像)完成。2005年4月、新潟県中越地震で被災した山古志村村民の復興の心の支えにと、同村の杉の倒木で地蔵菩薩を制作し寄贈。仏像制作の工房・アトリエを持ち、弟子を抱えるのも難しい仏師の世界で40人もの弟子を率いる。北海道から九州まで全国の寺院に数多くの仏像を納めている稀代の仏師。
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